DE ROSAの日本国内公式オーナーズクラブ、Gruppo Sportivo DE ROSA Giappone。その名付け親はウーゴさんです。秋も深まりを見せた10月19日(土)、東京八王子のDE ROSA SHOP、THE BASE 南大沢店さんのご協力のもと、Gruppo Sportivo DE ROSA Giapponeのライドイベントを開催しました。本コラムでは、サタデーモーニングライドと称したライドイベントの様子をご報告します。週間予報では怪しかった天気ですが、当日の朝は快晴。柔らかな秋風が心地よく、絶好のサイクリング日和でした。途中までは…。
モーニングライドですから、朝はそれなりに早いです。今回の参加者さんは全員が県外の方でしたので、皆さん、ご自宅をかなり早くに出発されたことかと。しかしTHE BASEさんは駐車場完備なので、全員が自動車にバイクを積んで来場。午前8時集合でしたが、8時前には全員が揃って、すぐにも出発可能でした。素晴らしい! 到着後に自転車を組む皆さんにご挨拶するTHE BASEの長野店長は、さりげなく自転車をチェック。店長のコメント「お三方とも、愛がありますね!」に、我々スタッフもにっこり。
参加者は右からSK PininfarinaのYさん、TITANIO TreduecinqueのMさん、そして50周年記念フレームのMさん。
サポートのTHE BASEスタッフは、PROTOSの長野店長、SK Pininfarina Discの金田さん。そしてDE ROSA JAPANがLEVORGで帯同します。午前8時15分、THE BASE 南大沢店を出発です。
東京の西側に位置するTHE BASEさんは、多くのライドコースを設定できることも特徴です。日常的にお客さんと頻繁にライドを行うので、木陰が多い夏向きのコースや紅葉シーズンには眺望が素晴らしいコース、トレーニングモードのコースなど、丘陵地が近いロケーションを駆使して強度や距離を自在に変えられるのです。今回のモーニングライドはベーシックな30㎞コースを選択。東京西部ではお馴染みの尾根幹、そしてつづら折りの「いろは坂」を組み込み、途中でカフェ休憩、ランチに美味しいハンバーガーを楽しむライドです。
土曜日の朝ですが、ルートによっては交通量が多めの道もあります。そこは手慣れたTHE BASEのスタッフ。ルートの選択が絶妙で、できるだけ安全なルートを完璧な誘導で参加者さんをサポート。1時間半ほどでカフェ休憩です。
ここは東京都稲城市のクロスコーヒーさん。多摩川サイクリングロードからも近く、サイクリストの待ち合わせ場所としても定番のスポットです。土曜の10時前ですが店内はサイクリストで大賑わい。我々はテラス席で美味しいアイスコーヒーやレモネードをいただきました。さて、ここから後半戦です。予想していたより天気がもりもり元気になり、気温もぐんぐん上昇。
ベーシックなルートとはいえ、ここは多摩丘陵。けっこうなアップダウンもあり、ずいぶん上ったなぁと思うと、どーんと眼下に広がる聖蹟桜ヶ丘の街。ご褒美のダウンヒルですが、下った先には知る人ぞ知る「いろは坂」が待ち構えています。スタジオジブリの「耳をすませば」でモデルとなったロケーションでもあります。しかし参加者の皆さんには、上がり過ぎた気温と、聞いてないよ的な斜度に心拍数も一気に上昇。
最大斜度は10%、距離は800mくらいですが、皆さん、心の準備ができていなかったのかも(笑)。それでもインナー・ローで踏み込みます。
もうすぐ頂上だ!
お疲れさまでした! 皆さん素敵な笑顔。
さあ、最後はご褒美のハンバーガーランチです。もう上りはありませんよ。
上り切ったあとは下るものです。ペダリングも軽く、到着したのは八王子のハンバーガーショップmellowsさん。
同じ趣味で、同じブランドを愛するひとたち。面白いですね。この日初めて会った人たちが、瞬時に打ち解け合い、共通の話題やそれぞれの体験談に耳を傾け、話を被せ、笑い合う。ライドの後なので一体感もひとしお。でもね、おなかすいたよ。手作りのハンバーガー、まだかなー。
はい、到着。はやりの言葉を使えば「ぜったいうまいやつ」だ。はい、間違いありません。ものすごく美味しかったです。ソースをシャツにたらしちゃったけど。
美味しいランチをいただきながらも楽しい自転車談義は続きます。気が付けば1時間半。皆さん、完全に根が生えちゃいました。でもこれで本日のメニューは終わりではありません。THE BASEに戻ってから、DE ROSAの日本語カタログ制作で、11年間にわたりイタリアでの撮影をプロデュースしたスタッフによる、撮影時の思い出話をだらだら語るトークショー。現地でフォトグラファーに撮影していただいたすべての写真には、それぞれ多くのドラマがあります。喋りは下手くそなのに1時間も時間をいただいて申し訳ありませんでしたが、気が付けば2時間も喋っていました。反省しています。
モーニングライドは何処へ行った、という感じで終わったのは15時。いやはや、なかなかうまくいきませんね。でも皆さん、嬉しそうにお帰りいただいたのでホッとしました。そうそう、TITANIOのMさんは、この日THE BASEで洗車イベントを行っていたLavaggioさん(東京店の新田さん)に洗車をしていただいていました。
こうして今回のライドイベントは無事に終了しました。事故もなく、楽しくイベントを終えたのはTHE BASEさんのおかげです。ありがとうございました!
冒頭に記した通り、THE BASEさんはサイクリストにとって素晴らしいロケーションにあります。今後もオーナーズクラブのライドイベントを企画したいと思いますので、次回は参加してみてはいかがでしょうか。
そうそう、11月7日(木)までの予定で、THE BASEさんにてSETTANTAを展示しています。こちらも気になる方は足を運んでみてください。
THE BASE 南大沢店
東京都八王子市松木 63-7
TEL:042-670-1780
THE BASE – 人生を楽しむための自転車基地 東京八王子市 ロードバイク専門店
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DE ROSA 日本公式オーナーズクラブ Gruppo Sportivo DE ROSA Giappone
Gruppo Sportivo DE ROSA、通称G.S. DE ROSAは、創業者ウーゴ・デ・ローザ氏の自転車に対する情熱に導かれ、DE ROSAの自転車を手にしたあなたに贈る、DE ROSA JAPANがお届けする定期便(たまに不定期便)。オーナーの皆さんが興味深く感じるDE ROSA Familyの横顔や彼らの日常、写真や活字になることがなかった彼らの自転車に対する情熱、そしてDE ROSAを所有する悦びと走りの楽しみ、誇りを倍増できるような情報を、オーナーズクラブ専用サイトを通してクラブの皆さんだけにお届けしています。
本クラブは有料制で、入会費&年会費として、2,200円(税込)のお支払いをお願いしております。初年度も次年度も2,200円(税込)で、お支払いはカード決済です。入会後、記念品として「DE ROSAから降りたときも、常にDE ROSAと一緒にいて欲しい」の想いから、DE ROSAのメタルバッジ付き本革製キーホルダー(革部分にG.S. DE ROSAロゴの刻印入り)をお贈りいたします。
■入会資格(オフィシャルサイトより抜粋)
オフィシャルオーナーズクラブ発足理念のひとつに「安全なDE ROSAで、安心してサイクリングライフを楽しんでもらいたい」ことがあります。残念なことに現在の市場では出処がはっきりしない商品が流通しています。DE ROSA JAPAN(株式会社 日直商会)が輸入販売する全てのDE ROSAは、シリアルナンバー管理の元、出荷前の検査を行い、BB下に“nichinao”のホログラムシールを取り付けてから全国のDE ROSA SHOPを経由して皆さまにお届けしています。このシールは、私どもが責任をもってサービスの提供ができるDE ROSAであり、安心してサイクリングライフを楽しんでいただける証です。これに基づき、クラブの入会の資格を『弊社が輸入したDE ROSAの自転車(正規輸入品)を所有していること』を基本とさせていただきました(Milaninoシリーズを除く)。
※nichinaoホログラムシールは2013年モデルから採用されています。それ以前のモデルでも弊社が輸入したDE ROSAであればクラブへの入会は問題ありません。
2017年2月に発足した当オフィシャルオーナーズクラブですが、この7年間に会員数も増え、多くのDE ROSAオーナーの皆さんにご利用いただけるようになりました。そして昨今はビンテージモデルのDE ROSAライフを楽しむ皆さまより、クラブへの問い合わせを数多くお受けすることも事実です。そこでクラブ発足7年目を機に、金属フレームのビンテージモデルを楽しむサイクリストの皆さまへも、クラブの門戸を開放することにしました。(近年のカーボンモデルにおける個人売買や並行輸入品につきましては、誠に恐れ入りますが従来通りお断りさせていただいております)
また、従来は中古販売で購入されたDE ROSAにおいては入会をお断りしておりましたが、中古品であっても弊社が輸入したDE ROSAであり、自転車販売店で整備されたものを購入されたのであれば、是非とも御一緒にオーナーズクラブを楽しんでいただければと思います。入会をご希望される皆さんは、この機にご検討をお願いいたします。
※弊社が輸入したDE ROSAは全てシリアルナンバーで確認することが出来ます。シリアルナンバーの確認は、入会申請時にクラブ事務局で行います。