2015年、DE ROSAはその将来を見据えて、ブランドの未来をともにするパートナーを、新しいモデルである“SK Pininfarina”とともに発表しました。昨今、製品開発やプロモーション上、自動車のメーカーと短期的なコラボレーションを行うブランドは珍しくありませんが、スポーツカーはもとより、多彩な工業製品をデザインする、トリノのカロッツェリア“Pininfarina”とパートナーシップを結ぶあたりが、デザインを大切にするDE ROSAらしさと言えました。
そしてエアロロードとしてPininfarinaと開発したSK Pininfarinaは、DE ROSAにとって歴史的なヒット作となり、プロライダーはもちろん、世界中のサイクリストからも愛されるようになったのです。
デビューから4年の歳月を経て、2020モデルとして姿を見せた後継モデルは、前作同様、欧州最大の風洞実験室で空気抵抗を突き詰め、DE ROSAの新しいロゴとともに発表されました。新ロゴもPininfarinaデザインであることが、両者の関係性、そして新作のSK Pininfarinaに対する自信と誇りを感じ取ることができます。
全てのDE ROSAバイクに共通したことでありますが、性能面以外でも人を惹きつける要素を持ち合わせています。そのひとつが美しさ。そして、これは2020ニューモデルのなかではSK PininfarinaとIDOLに色濃く感じ取れる「色気」です。各チューブの造形やチューブ同士の交わり方、塗装の仕上げなど、見れば見るほどなまめかしく感じることができます。本来プロダクトに使う言葉ではありませんが、オーナーとなる方は何物にも代えがたい魅力に引き込まれるはずです。
そのデザインは前作のキープコンセプトです。空力的なアドバンテージを継承しつつ、カーボン素材とその使い方によって更なる軽量化を果たしたのが新しいSK Pininfarinaであり、エアロロードとしての性能も向上しました。これは前作のデザインが優秀であることの証左であり、新作の実戦においても期待が高まります。短めのリアセンターは空力性能と相まって、ダイレクト感のあるペダリングは俊敏、なおかつ文字通り空気を切り裂いて突進するモデルとして楽しむことができるでしょう。また、空力性能とプロダクトの色気を高める方策として、新しいSK Pininfarinaには全てのワイヤーをフレームに内蔵させる設計を図りました。とりわけFSAのACR System採用したハンドル廻りはクリーンで、このモデルが持つ魅力をいっそう昇華させたと言えます。
新しいSK Pininfarinaは完成車とフレーム単体販売をご用意しました。完成車の仕様はコンポーネントにSHIMANO ULTEGRA(R8000)11speed、ホイールにSHIMANO WH-RS170を装備。
このモデルはディスクブレーキ専用フレームで、カラーはWhite Glossy、Blue Glossy、Stealth Matt、Champagneの4色展開です。
価格は完成車で585,000円(予価・税別)、フレーム販売は450,000円(予価・税別)現在、全国のDE ROSA SHOPにて予約受付中です。