FBページでもお知らせした通り、1月10日にイタリアのオルトーナでNIPPO Vini Fantiniのチームプレゼンテーションが行われました。今季注目のチームプレゼンだけに、多数のゲストやメディアが集まったプレゼンテーションでした。なかでもチームのエース、そしてキャプテンとして迎えられたダミアーノ・クネゴ選手への注目度は相当なものだったようです。もちろん、今後DE ROSA JAPANがお伝えする様々な情報や、2016年モデルの情報をお届けするときにも、クネゴ選手は外せません。さて、どのような形での登場になるでしょうか。どうぞご期待ください。
そしてクネゴ選手と同じくらい、注目したい選手がいることを紹介せずにはいられません。その選手とは、PROTOSに乗ってプロ選手としてのキャリアをスタートさせるアントニオ・ニーバリ選手です。彼は昨年のツール・ド・フランス覇者、ヴィンチェンツォ・ニーバリの弟さん。チームプレゼンではツールウイナーのお兄さんも登場して会場を沸かせました。弟の門出を祝福するために駆けつけたアスタナのエース、ヴィンチェンツォ・ニーバリ選手ですが、スーパースターの名を聞いて、昨年の7月、Ugoさんとの雑談で聞いた話を思いだしたのです。
2015年カタログの撮影で、ひととおりUgoさんへの取材を終えた後、Ugoさんが切り出しました。
「ほれ、ニーバリ君がいるじゃろ。彼はな、最初はウチの自転車に乗ってくれていたんだよ」
え!? あのニーバリ選手がですか?
「うむ、彼はシチリア出身でな、向こうにはチームが無いからロンバルディアのアマチュアチームに入って、しばらくの間、KINGに乗ってくれてな。ここにも良く来てくれたんじゃよ」
ここでベテランのスタッフ、Giovanniさん登場。
「下りが速いって、すごく気に入っていたぜ。ジオメトリで差が出てるんじゃないかって言ってたな。世界選手権もKINGで出てたはずだよ」
※UgoさんもGiovanniさんもイタリア語でお話しされています。
ニーバリ選手、プロ選手になった後もKINGに乗り続けたかったようですが、流石にそれは成りませんでした。しかしそんなDE ROSAとの繋がりのあるツール覇者の弟が、DE ROSAでプロ選手としてのキャリアをスタートさせる。こうしてDE ROSAの歴史は上書きされ続けていくと実感した次第。ゆえにアントニオ・ニーバリ選手にも大注目したいのです。
ニーバリ兄弟の写真はCYCLE SPORTS.jpの編集長ナカジこと中島さんが現地で撮影されたものです。CYCLE SPORTSの本誌4月号(2月20日発売)では、中島さんが現地で取材されたチームプレゼンテーションの様子やクネゴ選手へのインタビューなど、盛りだくさんの内容が予定されています。特にクネゴ選手のインタビューは興味深いものですよ。嗚呼、さわりでも書きたいけど書けません。一か月後をお楽しみに。
さて、チームの2015年初戦は本日1月19日。南米アルゼンチンで行われる「ツール・ド・サンルイス」に出場します。シーズン初戦にしていきなり7日間のステージレース。しかも6つのUCIプロチーム、7つのプロコンチネンタルチームが出場するレースで、ハイレベルな展開が予想されます。我らがNIPPO Vini Fantini 出場6選手の活躍に期待しましょう!
ツール・ド・サンルイス直前情報(NIPPO Vini Fantini公式サイト)
http://www.nippo-c.co.jp/teamnippo2014/topics/topics.php?id=5368854b8c36cddee5
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